ヤミ金は今でもある?甘い広告には嘘も含まれるので注意が必要!
ヤミ金という言葉をお聞きなったことがあるかと思います。よく映画やドラマに出てくるやつですね。やくざの様な人達が、怖い取り立てをするあれです。なんであんな所からお金を借りてしまうのだろうと思いますよね。そもそも本当にヤミ金というものは存在するのでしょうか。
ではヤミ金というのはどんなものかというと、法定金利を上回る金利でお金を貸す業者のことです。出資法の金利規制である上限金利年29.2%をはるかに上回る金利でお金を貸す金融業者なのです。また、そうした出資法違反に加え、財務局・都道府県への登録がされていない業者のことを言います。
本来であれば、貸金業を行うには、財務局、また都道府県知事への登録が必要で、登録番号という物が提示されているはずです。ところがヤミ金では、営業所内やホームページ内にそうした登録番号が書かれていなかったり、さらに悪質な場合は偽の登録番号が書かれていたりします。
そして、こうしたヤミ金はドラマの中だけではなく、実際に存在します。街で配られるティッシュや電柱や電話ボックスに貼られている広告やチラシなどで、聞いたことの無い金融業者の名前を目にしたことがお有りではないでしょうか。「電話1本で即融資」とか、「クレジットカード現金化」などの文字も見覚えがありますよね。
このような甘い言葉で、簡単に借りられたり、限度額も違法に高額であったりする金融業者はヤミ金である場合が多いので要注意です。厳しい取り立てにあったり、さらに他の金融業者からの借り入れを要求されたりと、自己破産にまで追いやられることもあります。貸金業法改正により規制されてからは、クレジットカードを作らせ、購入した商品を売って現金化をするというヤミ金も出て来ました。
こうした悪質業者にお金を借りてしまうと大変です。くれぐれも街で目にしただけの、名前も知らない金融業者には借りないことです。中にはキチンとしたホームページなどを持っていて、ヤミ金だとわからない場合もあるので、十分に注意が必要です。登録番号が本物か、電話番号が携帯番号ではないか、限度額や金利は違法ではないかなどをよくチェックしましょう。
しかし、とにかく名前の知らない金融業者は避けるのが一番でしょう。銀行系など、知名度の高いカードローン会社を選び、安心して利用したいですね。