住宅ローンを組むならカードローンは不利？まず先に完済が先決です

住宅というのは、一生に何度も無い高額な買い物ですね。ほとんどの場合、ローンを組んで購入することになるでしょう。いわゆる住宅ローンです。この住宅ローンというのは、多額を融資するものですから、当然に貸す側の審査は厳しくなります。

住宅ローンの審査において、銀行では、完済時の年齢を始め、職業、会社の規模、勤続年数、年収など、あらゆる面で審査をし、支払いの安定性を判断します。また、保証会社の保証が受けられるかどうかも審査対象となるので、覚えておきましょう。

そして、この審査で大きなポイントとなるのが、他のローンの存在です。カードローンを利用している場合、返済履歴はもちろんのこと、利用していること自体が審査でマイナスに働くため、審査に落ちる場合もあるのです。まして過去に返済の遅れがあった場合などは、審査に通らない確率が高いでしょう。

では、カードローンの利用をしている場合はどうしたら良いかと言えば、まずは完済をしてしまうことです。例えば住宅ローンの借入額が増えてしまうことになっても、頭金に充てる分でカードローンの返済をしてしまいましょう。そうすれば、住宅ローンの審査に通りやすくなります。

住宅を購入する際には、単に家の価格だけではなく、あらゆる経費が必要となり、経済的にかなりな負担となります。実際、購入後の生活はとても厳しくなることを覚悟しなくてはなりません。住宅ローンを無理なく返済していくためにも、それ以外のカードローンは完済してしまってから、購入するのが良いでしょう。